年会費無料クレジットカードの仕組み

年会費無料クレジットカードの仕組みは、通常消費者が支払っている年会費が無料になるというものですが、クレジットカードの発行形態別に分けると

の3タイプに分類されます。




提携カードの場合

企業とクレジットカード会社が提携して発行するタイプで、会費は企業側が負担していますが、会員にポイント付帯や特別割引き等の特典を提供して数多く利用してもらうことで売り上げが向上し、企業側では会費を負担する以上のメリットがあります。

こうした売り上げ向上のメリットだけではなく、企業側の大きなメリットと言えるのが、会員の個人情報を比較的簡単に入手できるということです。個人情報保護法の制定や顧客情報の流出事件の多発などで、消費者は自分の個人情報に対して敏感になっています。こうした背景から、企業独自の販売促進用の会員カードなどでは満足な顧客情報を得られにくくなってきており、会員の財務内容や購買履歴などがしっかり把握できるクレジットカードは、年会費を負担してでも十分な個人情報が入手できるため、結局安上がりということになります。

また、実際に個人情報の漏洩が起きてしまった時の企業イメージのダウンといった大きなリスクを自社で抱える必要がないというのも、年会費無料化の流れの要因になっています。

この提携カードタイプが種類も多く、上手に選べば年会費無料というだけではなく、カードに付帯するサービス特典も享受できるため、消費者として一番メリットがある年会費無料クレジットカードと言えるでしょう。

比較的歴史が古いのが百貨店との提携カードが有名ですが、近頃では様々な提携カードが登場し、ライフスタイルに合わせて自由に選べるようになってきました。

代表例・・・

買い物好きなら・・・

イオンカード

ドライブ好きなら・・・

出光カードまいどプラス

リボ払い・ある時払いカードの場合

リボ払い・ある時払いカードの場合は、その金利収入から十分な利益が望めることから、年会費が無料になっています。

リボルビング払いの手数料は、通常の分割払い手数料よりも割高なクレジットカード会社が多く、また、リボ払いは毎月の返済金額が一定額に設定されるため、金銭感覚が麻痺してしまう場合があるので注意が必要です。

代表例・・・

最高1,000万円までの海外・国内旅行傷害保険が付帯する・・・

シティ クリアカード

学生専用カードの場合

学生専用カードの場合は、年会費無料の期間が在学中だけです。卒業すれば年会費がかかるため、惰性でそのまま入会している会員も多く、クレジットカード会社は数年間だけ収益の低下を見込んでおけばよいことになります。

代表例・・・

最高2,000万円までの海外・国内旅行傷害保険が付帯する三井住友VISAアミティエカード(学生)